遠賀町がんばる地域まちづくり事業
親子でサバイバルin遠賀
〜避難所生活を体験して防災力を身につけよう〜

日時 2012年4月24日(土)〜25日(日)
場所 遠賀町立浅木小学校
主催

福岡レスキューサポート・バイクネットワーク

 防災どんたく実行委員会

協力 遠賀町女性防火・防災クラブ 、遠賀町立浅木小学校
青い麦の会 、 おんがにじの会 、郷田建設
後援 福岡県、 遠賀町、 遠賀町教育委員会

昨年1年間、日本国内が多くの災害を経験し、避難所運営の重要性が再認識されました。
今年で5年目を迎えた このサバイバルシリーズ、昨年まではキャンプ場での開催でしたが
今回は、一歩踏み込んで実際の避難所(小学校)での1泊避難所体験という形で開催しました。

参加者スタッフ合わせて35名、ちょっと寒かったですが
みんなの熱気に包まれたイベントになりました。


1日目<3月24日>
避難所運営を始めましょう
まず、この小学校を避難所としてどう使うのか?
35人みんなで話し合いを行ないました。ペットは、男女部屋割り、お年よりは?など
白熱した議論のあと、実際に学校内を見てまわりました。
サバイバルクッキング
建築廃材と無造作に集めて来たと言う想定の食材での炊きだし。
調理に使う水の節約競争も実施しました。
身近なモノを使った応急手当ての講習
災害時に役立つ応急手当て教室。知っていると知らないとでは大違いです。
災害時のトイレに関するワークショップ
防災対策で忘れてはいけないトイレのこと。みんなで真剣に考えました。
寝るのは学校の教室を使いました

受付準備

まず避難所のルール作り

避難者名簿を作りました

参加者で学校内を探検

避難生活に相応しいか?考えながら.....

夕食の炊き出しも行ないました

火起しはまいぎり式。
災害時に役に立つかどうかは?(笑)

ご厚意により校庭を炊き出しに使用しました

廃材を使った薪での炊飯は貴重な体験です

寒かったので食事は体育館の中

食事の後は緊急時の応急手当

搬送方法を学び

パンストを使った応急手当

この日の最後は
災害時のトイレに関するワークショップ

体育館の床は冷えるので
座布団代わりの段ボールが有効でした

子どもたちは本の読みきかせや
段ボール工作で楽しく過ごしました

就寝は教室です。
学校で寝るの貴重な体験
この日も寒かったですが
東北の3月はもっと寒かったはず。
自分たちの防災はもちろん、
被災地を思いやる気持ちを
強くすることが出来ました。


2日目<3月25日>
非常食を使った朝食
アルファ米と昨日作っておいた味噌汁などでの朝食。
寒い朝は温かいものを食べると元気が出ます
遠賀町役場から備蓄品、ハザードマップの説明
遠賀町のハザードマップを見る時の注意点、町の防災対策など
役場の担当者から説明をして頂きました。
非常持ち出し袋に関するワークショップ
みんなの意見を聞きながら それぞれオリジナルの
非常持ち出し袋を考えてみました。
最後は、ビンゴゲームで盛り上がりました。

非常食を用いた朝食
寒い朝は温かいものが身に沁みます

遠賀町役場の防災への
備えに関するお話を頂きました

非常持出袋にかんするワークショップ

家族やチームで
それぞれの非常持出袋を完成させました

最後は非常備品の
ビンゴ大会で盛り上がりました
(豪華景品あり!)

参加者の皆さんもスタッフも
お疲れ様でした。
(写真は、毎度恒例のスタッフ鍋磨き)

参加者、スタッフみんなで勉強するイベントとして
真剣に楽しくイベントを実施できました。
この経験を活かして今後の地域防災力の向上に活かしたいと思います。

ご協力頂きました皆さんありがとうございました。