平成17年4月23日
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現地出動隊員 | 2名 | 波多江、冨原 |
後方支援隊員 | − |
4月20日6時11分頃に 福岡県西方沖で発生した最大震度5強の余震を観測したのを受け 被害が大きかったと報告された地域の情報収集を行いました。 <調査地域> @太宰府市 A大野城市 B春日市 C那珂川町 <各地の状況及び調査報告> @大宰府市 市役所内に災害対策本部などの設置なし。 大宰府市社会福祉協議会でも大きな被災の情報はなし。 中央公民館でも情報収集するも、特に情報は得られず。 同市の西鉄二日駅周辺の調査でも大きな被災状況は認められませんでした。 同社会福祉協議会においては、積極的な情報収集が 行われてはいないようでした。 ただし、役場などの公共施設には災害対策本部などの設置も見受けられず、 その必要性のない可能性が高いと思われます。 市内をくまなく調査はできていません。 A大野城市 市役所内に災害対策本部設置中 詳細については、同市ホームぺージに記載されています。 各区毎にキチンと調査がなされているようです。 その情報からすると、被災地域(家屋)は広い範囲に拡散してるようで、 集中的に被害が発生している地区はないようです。 各区毎の地域共助で解決できるようです。 ボランティアは必要とされていません。 B春日市 春日市ボランティアセンターにて情報収集。 同センターの係長さんに情報提供していただきました。 また、春日市社会福祉協議会の 局長さんには被災現場にも案内していただきました。 市役所内に災害対策本部設置中 被災地区は「岡本」「須玖北」地区に集中してます。 戸別訪問などによるボランティアニーズの掘り起こしをやれば、 ニーズはある程度あがってきそうな規模の被災状況だと感じました。 C那珂川町 役場別館にて、職員の方から情報提供いただきました。 那珂川町では業者にすら頼む程ではない被災家屋がほとんどだったそうで、 ボランティアニーズはないようでした。 【まとめ】 ●春日市以外はボランティアニーズなし。 ●春日市の被災者支援に関しては、福岡RB単独での 行動はできそうにないので、地元の公的機関の動向を 注視しておき、活動すべき機会を待つ。 (記:波多江) |