福岡県総合防災訓練
<災害時情報ボランティア養成講座>

平成15年6月1日


福岡RBからの参加者:波多江支部長(総合リーダー)、青井隊長、八坂隊長


5月から行われていた「災害時の情報ボランティア養成講座」の
総括訓練として、
福岡県総合防災訓練に情報ボランティアとして参加しました。
福岡RBは他のボランティア団体と協力して、
福岡県災害ボランテァ本部」の運営を担当しました。




激を飛ばしまくる総合リーダー

前回に引き続き、「福岡県災害ボランティア本部」を取仕切る
総合リーダーは、福岡RB所属「波多江勇一」

前回の講習に引き続き、福岡県内が
洪水の被害を受けていることを想定し
ボランティアセンターの運営を体験した。

今回は、春日と小郡に実際に「現地ボランティアセンター」を
開設し、実際にパソコンを使って情報の遣り取りを行った。
その中で、我々の「
福岡県災害ボランティア本部」の
役割には主に、各ボランティアセンターから入ってくる情報を
取り纏めて、救援要請を全国に発信する作業と、
また、全国から入ってくる救援物資、人員の仕分け作業などが有る。



仕事中

訓練なのに異常に緊張しまくり、
焦って情報の遣り取りが上手く行かない事を実感。
これが本番だったら。。。。。。。



これが、FOMA?、スゲーなーぁ

NTTdocomoさんの協力により、FOMAによるTV電話も
利用できるように準備されていた。
リアルタイムの情報交換、情報収集には物凄く
威力を発揮しそうなアイテムです。
あとは使いこなす人の育成。。。。。これが課題です。



続々と集まる情報

各ボランティアセンターや全国の支援団体から
続々と情報が集まってきます。
しかし情報量の膨大さ(実際はたいした量ではないのだ)が、
かえって我々を舞い上がらせてしまい、
その中で見落とす情報が多数出てしまいました。

これは、逆に今後わたし達が情報を発信する立場になった場合
思い出さなくてはならない体験だと思います。
受け手に分かりやすく、簡潔で、明確な情報の提供手段を
常に考えておく必要があります。



TVでびゅー!
FBS福岡放送の取材を受ける波多江氏

(感想)
今回を含め3回の情報ボランティア講座でしたが、
非常に勉強になる内容でした。
また、自分の実力の無さを痛感させられた3日間でもありました。

パソコンを前にしての情報伝達の講座で、
我々バイクボランティア団体には、どの程度役に立つのか
分からずに参加してみたのですが、非常に参考になることばかりでした。

バイクを活用して情報を集めることは、バイク乗りの集団にとっては、
それ程難しくない仕事だと思います。
しかし、それを集約し、伝達し、全国に発信するとなると、
これほど難しい物なのかと「目からウロコ」でした。
福岡RBが今後、災害ボランティア団体として実力を上げていく為には、
情報を闇雲に集める集団では無く、内容を吟味し、効果的に発信できる
ボランティアリーダーの集団を目指さなくてはならないと
実感した講習会でした。(福岡RB「八坂」)



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