2005年 台風14号 
宮崎県被災地情報収集活動



2005年9月10日(土) 

出動:八坂、波多江(イプサム)



台風14号で多くの被害を出している宮崎県内の
ボランティアの活動状況と福岡からの支援の必要性を
確認する為に、今回は車で被災地の調査に赴きました。


<宮崎県高城町>

高城町では社会福祉協議会の方に情報を聞く事が出来ました。
高城町では昨日(9月9日)まで地元ボランティアが活動して
床上浸水した老人ホームなどの復興をしていたそうです。

今現在、基本的には地元の助け合いで対応しているようで、
県外からの支援は必要ないそうです。


<宮崎県高岡町>

高岡町のボラセンで情報収集を行いました。
すでに宮崎県社会福祉協議会がボラセンを運営していました。

被害は1000世帯以上が床上浸水しており
町はかなりヒドイ状態でした。

集まっている地元のボランティアの方は高齢者などの世帯にだけ配置されており
ボラの手は余り始めています。
ただ、一般の世帯はまだ調査出来ていないようで、未だボラ手は入っていません。
私の受けた印象ではニーズの掘り起こしが遅れているようです。
ニーズの掘り起こしは、これからとのコトで、まともにボラを配置したら数百人規模で
人手が不足しそうな印象です。

今後のために、RBの連絡先をお伝えして、次の調査地に向かいました。



<宮崎市>

宮崎市内では、災害ボランティアセンターが本格的に活動をしていました。
今のところボランティアは足りているので、
積極的に県外からのボランティアの受け入れは行っていませんでした。


<宮崎県高鍋町>
こちらも被害は出ているとの情報でしたが
役場で、担当の方を見つけることは出来ませんでした。


<宮崎県北方町>
こちらでは床上浸水被害が約260軒発生していますが、
復旧作業はあまり進んでいないようでした。
地元の方々がボランティアとして動かれているようでしたが、
100件近いニーズの内、今日終了したのは20件と、
明らかにマンパワーの不足が生じているようです。

波多江は残って、明日(9月11日)の午前中は、
個人のボランティアとして現地で片付けボランティアとして活動します。
八坂はこの日を持って、JRで福岡に帰ります。

(記:八坂)




2005年9月11日(日) 

出動:波多江(イプサム)


前日で八坂は都合により帰宅したため
波多江だけが北方町に残って活動を続けました


<宮崎県北方町>

9/11日は400名近いボランティアさんが活動されていました。
先日からの100件近いニーズに対し、
スムーズな支援活動が行われていました。
この地区では250件以上の床上浸水被害が出て、大変な状況ですが、
各地から経験のあるボランティアさんも集まってきており、
復興に向けて確実に前進しています。
この日は現場ボランティアとして、
被災されたお宅の片付けをお手伝いさせていただきました。


近隣の方で、お力をお借りできる方がいらっしゃいましたら、
ぜひとも被災地に足をお運び下さい。
宮崎県内のボランティアセンターの活動状況については
コチラをご参照下さい。

(記:波多江)

http://www.mkensha.or.jp/shakyo/event01/typhoon14.html



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